壁面昇降ロボット(レスキュークライマー) 最終更新2000/04/19
 壁面昇降ロボット(レスキュークライマー) は、はしご車が届かない高層建物の 高層階で火災が発生した場合に外壁面を吸着歩行し、目標階でガラス切断、放水、 偵察、通話、温度測定等の作業を行い、消防隊の支援をします。
 本 ロボットシステムは、ロボット本体、制御装置、ウィンチ、コンプレッサー、 屋上支持具、専用発電機から構成されています。
 ロボット本体は、建物の 屋上に仮設した支持具から垂下されたワイヤーロープを伝って昇降するウィンチに 牽引されて目標階近くまで到達し、そこから自力吸着して歩行を行います。
レスキュークライマー 搬送車両は<牛込ST>です。

全長1900mm
全高750mm
全幅980mm
重量293kg

〔1997年研究所一般公開〕


レスキュークライマー 壁に張り付いている状態です。

本体以外に制御盤と発電機が必要です。

制御盤データ
全幅1100mm
奥行600mm
全高1300mm
重量335kg

発電機データ
全長1570mm
全高910mm
全幅660mm
重量650kg

〔1994年ファイアーフェスティバル〕


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