過去ログ17(NO.0801−0850) 1999年1〜2月

 投稿者:ebara71 投稿日:02月12日(金)23時54分57秒

>エンケイ さん
 質問の書き込みありがとうございます。
1つめの質問「2台の救助車」についてです。
2台の救助があるのは2署だけのようです。
運用についてですが私には詳細な運用体系はわかりません。普段の災害出場には
2台のどちらかを使っているようです。交通事故だとIII型の方が都合がいいようで
III型で出場している場合もあるようです。広域応援の災害があった場合にはIII型が
広域応援として出場し、残ったII型で都内を守るということもあるかもしれません。
また、車輌が工場で検査の場合でも他の救助隊のようにポンプ車に資器材を積ませ
救助隊の車輌とするようなことが足立,武蔵野署の場合はないと思います。
ポンプ車だとフロントウインチがないので救助事案によっては救出に手間取るかも
しれないのです。(救助車の予備車は1台しかないらしいからポンプ車を使う)
 2つめの「本部司令車」は隊名標識灯「本部指令」の車輌だと思います。普段は
どこにいるかというと、本庁の駐車場(地下1,2階)にいるはずです。先日の
本庁見学の時、ついでに地下まで行こうと思ったのですが忘れてしまったので
確認はできませんでした。また、所属ですが警防部に属しているのではないですかね。

>本田R さん
 情報ありがとうございました。今度はURLリンクもつけてくれると
私はうれしいです。

>消防官希望 さん
 やっと鎮火したようですね。活動した皆様には頭が下がります。
(出初式の画像拝見しました!)


 投稿者:消防官希望 投稿日:02月12日(金)23時17分20秒

福島県の山林火災は、発生後88時間後、鎮火しました。
山岳地帯で勾配が40度以上と、崩れやすい地質のため、地上からの消火は困難なことにより
県の消防防災ヘリ1機、暗視カメラ(熱感知)付県警ヘリ、他県からのヘリ、東消ヘリ、
自衛隊ヘリ6機など含め、合計16機、地上消防車両66台、人員770人が活動しましたが
県内最長の長期火災となりました。


 投稿者:本郷特化 投稿日:02月12日(金)19時24分05秒

皆さんへ>東京消防庁の演習の情報です。
     日時は3月1日(月)10:00〜10:30迄
     場所は品川区大崎一丁目11番1号 ゲートシティ大崎
     参加署は第二方面本部及び品川消防署
     内容は高層ビルからの出火を想定しての演習です。
     尚、この情報は東京消防庁のホームページよりの情報です。


 投稿者:エンケイ 投稿日:02月11日(木)03時32分40秒

初めて書き込みさせて頂きます。

あまりにド素人な質問で恐縮ですが、武蔵野にはR車
が2台配置されていますよね。
これは大災害派遣等のため「乗り換え運用」用に2台
あるのでしょうか。ハイパーR隊を除けば、同様のR
隊は武蔵野と足立だけでしょうか。
あと、本部指令車(アンテナ林立の三菱シャーシの車両)
は普段どこに置かれているんでしょうか。
この車両は本部のどんなセクションに所属しているのでしょうか。
お分かりの方お教え頂けませんでしょうか。


 投稿者:ebara71 投稿日:02月11日(木)01時42分48秒

>FUKUOKA さん
 どこの業界にもいえることなのですが一般に公開されていない情報を公開の場に
書き込むのは情報を管理している側にとって芳しくないと思われることなのです。
というわけで、車輌の情報は出てこないかもしれません。ちなみに私の基準は
計画→通達→署所に配備→運用開始 をたどって2週間ぐらいして目で見たら
リストに加えたりしています。(最近だと第二本部SW)

>消防官希望 さん
 福島の林野火災には東消からもゆりかもめが広域応援で出場していますね。
知り合いの職員のいる広島県でも林野火災が発生しており心配しています。

>機関誌 買っている方へ
 今年も実費頒布更新の時期となりました。継続を希望される方はお忘れなく。
今年からは職員も申込制になったように思えます。通知書


 投稿者:消防官希望 投稿日:02月10日(水)00時55分32秒

福島の山林火災(7日の午後3時40分発生)は現在、鎮圧方向には向かいましたが、
夜に入り、現時点(10日午前0時現在)鎮火には至らず、火炎が数カ所で見える状態です。


 投稿者:FUKUOKA 投稿日:02月08日(月)18時04分12秒

9本部1さん
第九方面訓練場の住所どうもありがとうございました。
ほかの訓練場の住所もわかれば、教えてください。
あと、消防救助機動部隊の詳しいことを知っていれば、
こちらのほうも、よろしくお願いします。


 投稿者:9本部1 投稿日:02月07日(日)21時28分56秒

こちらは初めて投稿します。
9方面訓練場の住所ですが、八王子市東浅川543になります。
正門ゲートに第9方面訓練場と表示されています。
八王子署浅川出張所の向かいになりますが、ここは、八王子署隊
の訓練が中心である事から、警防本部とは浅川訓練場としてやり
とりしているようです。
3階建て相当の建物と、プレハブ一棟が常備されており、冬季以
外は、ほぼ毎日訓練を実施しています。
高尾山等の山岳救助では、ここから152するパターンが多いよ
うです。


 投稿者:tessy 投稿日:02月07日(日)15時14分28秒

>ebara71 さん
 情報関係の任務につく件、了解しました。
女性の指揮隊員がいる消防署は、自分の住んでいる近辺では秋川にいることを確認しております。
消防の仕事(男性ばかりだった任務)も最近では女性が活躍していまね。
とてもいいことだと思います。
また解らない事があったら、書き込みしますのでよろしくおねがいします。
ありがとうございました。


 投稿者:ebara71 投稿日:02月07日(日)05時59分44秒

>tessy さん
 あと1人は「情報員」という情報関係の任務です。詳細な任務は図書館にある例規集や
本庁売店にあるハンドブックに載っていたと思うのですが、記憶していません。
 もし今「指揮隊」がテレビで特集組まれるとしたら女性の指揮隊員がいる署に取材が
入るのではないかと思います。


 投稿者:tessy 投稿日:02月06日(土)20時18分22秒

>ebara71 さん
LRの件ありがとうございます。一度見てみたかったのですが、残念です。ところで指揮隊が現在
6人らしいと言う事ですが、大隊長、通信担当、指揮担当、情報担当、伝令、あと一人は何の任務につくのでしょうか?


 投稿者:ebara71 投稿日:02月06日(土)19時29分40秒

>ROPPY さん
 回答ありがとうございます。普段は隠れている回転灯とはおもしろいですね。
ちょっと撮影位置が悪かったのですが調査SIの写真は ここにあります。

>職員(補給隊員) さん
 再度の情報ありがとうございます。Rは更に増えて水槽はどんどん大きくなって
いくようですね。また何かありましたらお願いします。

>tessy さん
 質問のLR(はしご救助隊)は現在はなくなっています。どこに隊があって、
いつごろまでいたのかはこちらをご覧ください。
その番組は「火を消さない5人の消防官」のようなタイトルの日本テレビの番組
ですね。最近は指揮隊には6人乗っているらしいです。


 投稿者:千葉市 TAK 投稿日:02月06日(土)16時39分29秒

機動中隊運用パターン事例

千葉市 TAK

>すいか様

>ROPPY様

  すいかさん、体調の方その後いかがですか?
ROPPYさんに書込んでいただいた機動中隊の
詳細情報、たいへんにわかりやすく有用でした。
ありがとうございました。
  消滅しました機動中隊制度につきまして、
華やかに活躍したいくつかの事案の中で
(最大のものは、もちろん昭和57年の
ホテルニュージャパンの火災事案につきますが)
機動中隊の活動が典型的に出た事案を1件
紹介させていただきます。

日時:昭和56年3月13日
      午前10時35分位

場所:中央区銀座 中島ビル
      複合用途(雑居ビル) 地上9階 地下2階建
      テナント数31事業所  在館人員212名

焼失:延べ面積 7,215平方mのうち
      7階部分68平方m部分焼  
      天井10平方m  壁体2平方m 焼損

救助人員:
      7階から18名、建物内避難誘導の上、
      梯子車にて救出。
      屋上から3名、梯子車にて救出。
      救助人員、計21名。
    
出場隊および発令時分:

第1次出場 10:39
    銀座P1    銀座A
    築地P2    築地P1
    京橋CP    京橋P1    京橋L     京橋SR
    芝P2      芝P1      芝L       芝R 
    (出場区分での機動中隊運用)    
    有楽町P2  有楽町P1
    丸の内P2  丸の内P1  丸の内L
    月島P1    月島LS
    豊洲LP
    

特命出場   10:48
    芝SR

特命出場   10:49
    高輪L

特命出場   10:50
    丸の内SR

特命出場   10:52
    ヘリ3機

特命出場   10:54
    1本YO

特命出場   11:00
    人形町SA

特命出場   11:01
    永田町P1    永田町L     永田町R
    (警防本部特命での機動中隊運用)

特命出場   11:06
    本部YF    本部Y(司令車)

他、11:14に警防本部特命にて
    SA1台  出場(隊名不祥) 

  この日はちょうど13日の金曜日の特異日でした。
私めはその時、銀座の事務所で勤務しておりましたので
仕事を放り出して早速ウォッチに出かけました。
繁華街の雑居ビルの昼間火災でしたので、それは、まあ
避難者と見物人が入り乱れてごたがえしておりました。
このビルはセットバック形式という7階より上が
バルコニーが各階階段状になっているので救助のための
梯子の架梯が多少やりずらそうでした。
京橋、芝、高輪、永田町の各梯子小隊は並木通りに
ずらりとならんで部署・7階に架梯してそれぞれ
多数の要救助者をリフターを使って救出していました。
丸の内Lは反対側の西側に架梯して屋上の要救助者の
救出をしていました。前進指揮所が出火階に
設置されたようで、延焼は中期の初期の段階で
出火階で食い止められ上階への延焼もありませんでした。
まあ、煙がすごかったですが。
1出プラス特命出の割には救出人員の多さが目立ち、
私めはてっきり2出が出ていたとばかり
思っておりました。
記録を見ると1出でポンプ隊が(含むCP)12台も
出ているのが不思議ですが、多分、出火ビルが
特殊建物警防計画の対象建物であったためと
思われます。確かに救助・防禦活動とも極めて
スムーズな印象でした。(通常の出場計画では1出は
ポンプ車は最大9台まで。)
  それはさておいて本題の機動中隊についてですが
1出区分で芝機動中隊、特命で永田町機動中隊が
出場していますが特に永田町機動中隊のL、R、P1
のチームでの特命出場が絵にかいたような
機動中隊特有の運用パターンといえます。
要救助者多数を認識した警防本部が現場の手不足を
危惧して特命出場を下命したわけです。
永田町Rは排煙作業、永田町P1は
サルベージ作業にも従事し、防水シートや土嚢などを
使って6階以下の水損も最小限に食い止められた
ようです。確かに機動中隊の制度は今現在HRが
活動する基礎概念を確立していったことは
間違えがないようです。


 投稿者:tessy 投稿日:02月05日(金)23時37分50秒

>ebara71 さん
 お忙しいなか有難うございます。マグネットについてですが、まだ実物を確認してません。
(最近立川の現場をはなれてますので)今日の現場では、福生Aが通過したのみでした。
早速ですが、質問です。何年か前の番組で、渋谷消防署の指揮隊を特集したビデオを久しぶりにみたのですが、予告指令があったとき隊現況表示盤に渋谷LRの表示がありました。LRは今、存在しているのでしょうか?(LRを実際に見た事はないです)

 


 投稿者:職員(補給隊員) 投稿日:02月05日(金)00時53分21秒

荻窪のCBはホイルローダーを積むと特殊輸送1から特殊輸送2に
変更します。また宮園通Rも暫定的です。8ハイパーのASはアンビュランス
になります。3トン水槽配備予定。荒川R増強予定。2週間後に会いましょう
訓練に行って来ます。


 投稿者:ROPPY 投稿日:02月04日(木)17時27分33秒

ROPPY@災害ジャーナリスト「営業中」です。
トピックが別なので、あらためて。

>調査SIといえば出初式(予行)で見た調査SIには回転灯が
>なかったです。台座はあるので以前はあったと思うのですが、
>なんでなかったんでしょう・・・。(ebara71さん)

   「調査SI」という車両については、HP上にも画像が見当たらない
のですが、とりあえずその赤色回転灯について。

結論からいえば、「反転式赤色灯」だ、ということです。交通機動隊
の覆面パトカーのそれと同様に、屋根から飛び出す回転灯です。
ただ、パトカーと違い、エンジンを始動させると飛び出し、止めると
引っ込むという、「凝った造り」をしてます。

ではでは。


 投稿者:ROPPY 投稿日:02月04日(木)17時27分01秒

ROPPY@災害ジャーナリスト「営業中」です。
近頃話題になっている東消の「機動中隊」について、ここまでわかっている
ことをお伝えしておきます。

   「機動中隊」は人命危険や特殊な技術を必要とする場合に、原則として
   普通出場と警防本部の特命により出場していたようです。平成8年まで
   システムとしては存在していましたが、最近では実際に運用されておら
   ず、「消防救助機動部隊」(通称:ハイパーレスキュー)の登場により、
   システムとしても消滅してしまいました。ただ、その運用目的・形態は、
   現在のハイパーの基礎となっています。

   配備されていた署所は以下の通り。いずれも、P1、L、Rの組み合わせ。

・永田町(11)→永田町P1、L、R
・   芝   (12)→芝P1、L、R
・品   川(21)→品川P1、L、R
・目   黒(31)→目黒P1、L、R
・新   宿(41)→新宿P1、L、R
・豊   島(51)→豊島P1、L、R
・足   立(61)→足立P1、L、R
・城   東(71)→城東P1、L、R
・武蔵野(81)→武蔵野P1、L、R

  どんな場合に出場していたか?

火災事案
1.人命危険の高い耐火造(鉄筋コンクリート建て)建物火災
2.消防活動困難区域(例:地下街・無窓建築)
3.特殊技術を必要とする高架・ずい道内火災
4.大量の油脂火災

救助事案
1.多数傷病者事案
2.特殊な技術を必要とする高所・低所救助事案
3.現場指揮本部長、もしくは警防本部長が必要と認めた事案
※救急隊は、機動中隊としての運用からは除外する。

以上、訂正・追加、お待ちしてます。


 投稿者:ebara71 投稿日:02月03日(水)23時05分16秒

>machi さん
 結局第2陣の派遣はないままコロンビアから帰ってきてしまいましたね。
各国から来ている多数の救助隊で足りていたんでしょうかね。

>tessy さん
 管理者であるのに最近書き込みが遅れがちで申し訳ないです。本来なら真っ先に
質問に答えなければならないのですが・・・。で、質問についてですが、ROPPYさんの
書き込みの通りです。化学機動中隊の1小隊のはマグネットです。また何か疑問が
あったら書き込みをしてください。

>ROPPY さん
 素早い回答ありがとうございます。
 ROPPYさんも指令室の見学に行かれたのですね。私の時は他の消防職員の見学
について行かせてもらった立場なので質問は遠慮していました。ちょっと残念でした。
私が見学に言ったときのちょっとした(?)出来事を追記で書いてみます。
1,受付指令台の説明をしていただいたとき、席に座っていたのは若い人のようで
 「3方面予備救急出場動態警防本部代行入力」の方法がわからないようで動きが
 とまっていると、すかさず説明をしていただいたベテランの職員さんがパッパッと
 多項目入力装置を操作し動態をいれておりました。
2,119救急要請で「呼吸が止まっている」という事案があったらしく別の台に
 いる担当者に電話で処置の指示を依頼するため受付指令台の方が大声で叫んで
 いました。回線に割り込むため「大井の2番線〜」のようなことを言っていました。

>千葉市TAK さん
 昔の車輌の解説ありがとうございます。昭和50年前後の車輌であるなら図書館に
ある事務年鑑に何か書いてあると思いますので近いうちに行って調べてみたいと
思います。
 また機動中隊についてですが例規集の昭和55年頃に改訂されたページには
各方面の機動中隊の一覧が載っていたのですが、最近改訂されて加えられていた
ページには機動中隊の項目はなくなっていました。現在はなくなったと思われます。

>職員 さん
 初めまして。来年の情報なと貴重な情報をありがとうございました。情報は
メモしておきましたので実際に運用開始になったら署所リストや特殊車リストに
加えたいと思います。また何か平成11年度の部隊増強が新規に決まりましたら
お教えください。

>第4本部YW さん
 ここ10年でSTが方面1台から2台になったように、救助隊は今後各区に1台
というように増強されていくのかもしれませんね。(大胆な独断です(^^;;)

>MY さん
 調査SIといえば出初式(予行)で見た調査SIには回転灯がなかったです。
台座はあるので以前はあったと思うのですが、なんでなかったんでしょう・・・。


 投稿者:MY 投稿日:02月03日(水)20時37分20秒

昨日、近くを通りましたので、1月31日の辰巳の倉庫火災の現場を
見てきました。この日は現場検証が行われていた模様で、本庁の調査SI他
の車輌がきていました。


 投稿者:第4本部YW 投稿日:02月03日(水)01時36分03秒

宮園にRですか。新宿とかなり近いような気がしますが。
中野区内のRはかつての大和以来となりますよね。


 投稿者:職員 投稿日:02月03日(水)00時37分29秒

皆さんもう知ってると思いますが1方面港南出張所・4方面宮園通出張所・8方面白糸台出張所(8方面は暫定的)に特別救助隊が配置されます。又、4月より八重洲トンネルの無線中継隊が 人形町1から月島1に変更になります。


 投稿者:職員 投稿日:02月02日(火)01時18分34秒

1月31日、江東区辰巳3−10−1の倉庫火災に2本部SWが出場。その後なんと8本部のCBとHSTも出場した。
 来年、6本部に特殊災害対策用の車両配置が行われる。
 また、救急用のヘリも増強される。 


 投稿者:すいか 投稿日:01月31日(日)22時52分19秒

>千葉市TAKさん

>その昔、機動中隊という制度がありまして各方面に1個中隊づつ(1方面のみ2中隊)

やっぱり機動中隊という制度があったのですね。
10年くらい前に近所(渋谷区)の複合ビルの地下で火災があったとき、目黒機動中隊
が本部特命で来てました。その時に臨場してたのが目黒R・L・P1・CP(?)
だったのでどれが機動中隊なのか謎でした。


 投稿者:千葉市 TAK 投稿日:01月31日(日)05時00分47秒

千葉市 TAK

>MY様

>   市原市の装甲化学車とは、平成5、6年に更新された五井分署の
>車輌ですか?

  おっしゃるとおりです。今年は昭和74年ですので平成6年引退としても
昭和47年就役以来、何と22年間近くも活躍したことになるのですね。
  一番最初はかつて産業道路沿いの八幡海岸通りの市原警察署の
隣にあった消防本部に配備されました。その後五井分署が開設と
同時にそちらに転属になりました。
(市原市消防本部もその後、消防局に昇進して惣社の市役所並びに
移築され、それまでの建物は八幡分署になりその後東消防署に
昇格して国道297号線沿いに、移転しましたが。)
  迫力の点において”川崎型”装甲化学はインパクト最高でしたね。
大きさにおいては”川崎型”が全長9.385m、総重量19.3t。
千葉の車両が10.122m、19.165tなのですがとてもそうとは
思えませんでしたね。もうこれだけの重厚さと堅牢さを持った車両は
現れないかもしれませんね。

>千葉市のものは関西の高師浜所のものと同型だったと思います。

外見は実によく似ているのですが実は千葉消防のものはいすゞの
シャーシー(SPG650改)、堺市高石市消防組合高石消防署
高師浜出張所配備の方は三菱ふそうのシャーシー
(K−FT102NC改)なんです。
細かいところなのですがターレットノズルの防楯の形状が
千葉のは川崎型と同じ完全半球なのですが、ふそうにぎ装した方は
上部がカットされた最上部が平らな形状になっています。また
ボンネット上にふそうの方は四角のトラメガ風のスピーカーが
載っていますが、千葉の方はこれがありません。
台数から言ったらシャーシーがふそうのタイプの方が圧倒的に
多いようです。製作年度は千葉消防が昭和48年、高師浜が
昭和54年ですから6年間の期間の差が違いを生んだようです。

>他地区に装甲化学車・大型化学車(後輪が2軸のもの)がありましたら
>ご連絡ください。

  了解いたしました。ただし装甲化学は全体的に数が減少している
ようです。
千葉消防でもくだんの装甲化学は更新時に日野の8tシャーシーの
一般型化学車にグレードダウンされてしまいました。
  かつての昭和39年の勝島爆発火災の恐ろしさを思うと、どこの
自治体消防でも耐爆装甲化学の必要性が必須と一旦は考えるので
しょうが爆発災害の発生頻度とライフサイクルコストを考えあわせると
大震災対策費などに振り向ける方向になってしまうのでしょう。
私めも耐爆装甲化学が演習を除いた実戦で緊急走行しているのを
見たのは後にも先にも結局たった1度だけでした。
千葉消防でも減ったコストを2機目のヘリコプター購入費用などに
あてたようです。
他用途性からいっても、戦術的にいっても上空から消火剤散布できる
ヘリの方が効率は確かによいのでしょう。
おそらく今後、耐爆型化学車両は東消庁の向かっている方向のように
形状はエアークラッシュガード型でボンネット上にモニターノズルを
載せて走行しながら空気泡やドライケミカル、インパルス放水など
各種形態の放射ができるようになって多少装甲防御力を犠牲にして
でも航空災害にも一般火災にも不整地や震災時の瓦礫の上でも
使える軽快さを保持・重視する方向に向かって行くのではないかと
思われます。


 投稿者:MY 投稿日:01月29日(金)22時57分12秒

千葉市 TAK様へ

市原市の装甲化学車とは、平成5、6年に更新された五井分署の車輌
ですか?私も、平成4〜6年にかけて仕事で千葉に赴任しておりまして、
五井分署と千葉市臨港の装甲化学車は、近くを通る時は必ず見て
いました。五井の車輌は千葉市臨港の車輌より大きく迫力がありました。
(千葉市のものは関西の高師浜所のもの同型だった思います。)
更新された時、ガックリきたことを覚えています。
当時は、写真も撮っていませんでしたので、記録に残っていないのが
残念でなりません。
また、他地区に装甲化学車・大型化学車(後輪が2軸のもの)がありましたらご連絡ください。


 投稿者:tessy 投稿日:01月29日(金)20時52分15秒

>すいかさん
>ROPPYさん

情報ありがとうございます。p1と2隊で化学機動中隊を編成しているのですね、了解しました。
まさかあのp1のマークがマグネットとは驚きました。見た目は本当にマーキングされている
感じがしたのですが、また仕事中に通ったらよく見てみたい思います。
ところで今の私の仕事現場(交通誘導)は、よく救急車や消防車がとおるんです。
この前も8R3やCBが通過しました。現場が立川市内なので(8本部にけっこう近い)
よく見るのかもしれません。ヘリもよくとんでいます。また気づいた事や解らない事があったら
教えていただきたいと思います。 ありがとうございました。


 投稿者:千葉市 TAK 投稿日:01月29日(金)15時55分23秒

高圧噴霧化学/大型ポンプの話題

>ebara71様
>消防官志望様

  CBの件、失礼しました。”C”classも
ずいぶんたてこんできましたね。
仕方ないので”explotion”で
CEにでもしておきましょうか。(これはまさかないですよね。)
  でしゃばりついでにお話に出てきました高圧噴霧化学車に
ついてちょっとだけ。
  東消庁に昭和48年に納入されて大森消防署本署に
配属されました。納入時の車両識別番号は4839でした。
たぶん試作車的な車両だったので1台だけしか作られなかったと
思います。
シャーシーがフォワード改の、外見はちょっと見には
化学車らしくなく、1100型泡放射銃も載せておらず、
車体横に400型の泡ノズルを付けているので辛うじて化学車だ
とわかる、いわばホースカーを積んでいない普通ポンプ車と
いった外見でした。(区分は単なる”C”だったようです。)
車両最後部が片開きの扉になっていて中にドラム巻き取り式の
高圧ホースリール(耐圧200kg、20φ、長さ60m)と
ポンプ操作パネルがあり先端にフォグガンがついていました。
このフォグガンの特徴はレーマン戦法理論(間接攻撃法)
を実現した消火方法でレバーとグリップの操作だけで
ノズル圧力30kgの棒状放水から90°以上の
広範囲展開噴霧放水まで可能なことで噴霧が極めて微粒子状で
冷却効果、および、窒息効果が高く、僅かな放水量で
(125リットル/分)消火ができ、水損防止に多大な効果が
認められていました。(最新鋭のインパルス銃の前身旧型と
いえなくもありません。)ノズルのシャット・オフも極めて容易でした。
高圧ブースターリールだけなら通常の化学車でも積んでいるのですが
この車両は高圧噴霧装置をA2の車載ポンプとは別に
西ドイツ製(当時)のプランジャーポンプというポンプで
駆動しておりました。化学泡の放射の際はA2車載ポンプから
ポンププロポーショナー方式で発泡していました。
同時には運用しないでどちらかに切り替えて使っていたようです。
また、この車両には自衛噴霧装置がついていません。
これはフォグガンにノズル保持者用の自衛噴霧装置がついていた
からのようです。この車両には1000リットルの積載水と
200リットルの泡剤タンクが付いていました。

  同じく東消庁の変わり種車両といえば、ebara71さんが
ポンプ車の項目で触れていらっしゃた大型ポンプ車なる
車種が昔存在しておりました。(話しが長くなってすいません。)
私の記憶では確か3台程造られたと思います。昭和50年代前半
くらいまでは確かあったと思います。
UD(日産ディーゼル)のオーバーキャブ型シャーシーに
A1クラスポンプ搭載でしかも直並列切替え式4段タービンと
いう驚くべきもので高圧放水には直列運転。
大量送水時には並列運転と切り替えて使える凄いポンプ車でした。
(直列で全揚程33kg、放水量1.0立方m、
  並列で全揚程10kg、放水量5.0立方m)
ざっといっても普通ポンプ車の全揚程の1.5倍。
放水量で2.5倍の能力があったことになります。
放口も6つ。ホースカーも1台積載しておりました。
その中でももっとも有名な車両は芝1小隊の車両でした。
というのは昭和40年代から60年代中位までの話しでしたが、
その昔、機動中隊という制度がありまして
各方面に1個中隊づつ(1方面のみ2中隊)
救助車、梯子車、ポンプ車、各1台で編成された
特別指定中隊が警防本部特命で、大規模火災や特殊災害発生時に
運用されていました。まあ、HPの先駆けみたいなものでした。
その中でも芝機動中隊はもっとも頻繁に
大規模火災に華やかに登場しておりました。その中隊の中の
中核の1台が芝1の大型ポンプ車だったわけです。
確かに性能面においても大量送水能力が大規模災害には打ってつけ
だったようです。
(昭和57年のホテルニュージャパンの火災にも芝機動中隊を
含めて合計4個の機動中隊が出場していました。)
今でも機動中隊の制度が残っているのか、消滅したのか定かでは
ありません。最近聞かないですものね。
  最近のポンプ車の中にもA1クラス搭載のものやHRのPSが
ありますがポンプの直並列切替えはできないようです。
今後リバイバルしてこないものでしょうかね?


 投稿者:ROPPY 投稿日:01月29日(金)02時45分27秒

ROPPY@災害ジャーナリスト「待機中」です。
>三鷹p1の車体に化学機動中隊のシンボルマークがマーキングされていたのです
>がなぜなんでしょうか?(tessyさん)

>ポンプ小隊(P1)と特殊化学小隊(CS)の2隊で化学機動中隊を編成するので
>P1にもマーク付いているのでは?(推測)
>他の化学機動中隊のポンプ車はどうなんでしょうね。(^-^)(すいかさん)

  さてさて、下の書き込みついでに。
  実は、あのHAZMATマーク、ペイントではなくて、「マグネット」なのでした!
すいかさんのご推測通り、化学機動中隊としての活動の場合はP1のドア側面にゴ
ムマグネットで(「若葉マーク」のように)、ペタッと貼りつけて出場していきます。
  では、P1のみの出場の場合は?  当然、ゴムマグネットのマークは外して出場
しているのです。逆に言えば、化学機動中隊のある署所(大井、本郷、志村坂上な
ど)のP1がマーク付きで出場していた場合、「化学機動中隊」として出場していた、
と考えられるわけです。(訓練・演習途上、ということもありますが...)
  ちなみに、水難救助隊の乗り換え運用をしている小岩SM(バス型の車両)も、
水難時には、水難救助隊の「浮き輪マーク」をゴムマグネットで車体に貼り付けて
出場しているのです。水難以外(火災など)では、マークは外しているはずです。
  もし機会があったら、イベントなどで尋ねてみると、気軽に「マグネットです」と言っ
て、外してみせてくれることでしょう。
  ではでは、長くなってしまいました。ありがとうございました。


 投稿者:ROPPY 投稿日:01月29日(金)02時24分28秒

ROPPY@災害ジャーナリスト「営業中」です。
  先日の交通事故にまつわる「警察官は、現場に何しに来ていたのか?」には、
多くの反響を頂きました。ありがとうございました。まぁ、いい意味で言えば、「役
割分担」、人聞きの悪い言い方をすれば「仕事してない」わけですから...「公設
ヤクザ」と呼ばれるにふさわしい存在なのでしょうか?!
  それはさておき、実は僕も先日(1/23土)の昼間に東京消防庁「災害救急情
報センター」(総合司令室)の見学に行ってきました。ebara君と一緒ではありませ
んでしたが...たまたま時期が重なっただけです。
  僕が訪れたときは、6:20に檜原村(ひのはらむら)の山林火災が発生して5時
間半ほど経っていて、なかなか消えずにバタバタしていたので、勤務員があわた
だしく動いている中を縫って見せて頂いた、という感じでした。
  119番受付台の説明を受けていたとき、ちょうど「出火報」が...ナマの指令を
聞いてしまった。「中央区出火報、中央区銀座5丁目...」貴重な瞬間でした。
  説明内容は、ほとんどebara君の書き込みと同じでしたが、我々の質問内容に
よっては、「こんなこと尋ねて大丈夫か?」と思われることでも、丁寧にご回答頂き
ました。
  最後に見てしまった決定的(?)瞬間。救急隊指導医(救急救命士に無線で助言
・指導を行う外来医。指導医台に待機していることになっている。)が、お昼ご飯で
一時席を外していて、たまたま救命士報告が入った際、「あっ、先生、昼めし..」
というシーンに遭遇。僕がセンターから帰るとき、エレベータで件の先生とバッタリ
(^^;、  一体、医師不在の時の救命士報告、どうするのでしょう?!


 投稿者:消防官希望(テスト中) 投稿日:01月28日(木)23時57分19秒

ebaraさん>前回書いた蒲田CAとは、千葉市TAKさんのかいた49年導入のものと、
      同じ物だと思います。ちょっと、書き方が変でした。車両のキャブの脇に、
      当時は、蒲田消防署と書いてありました。爆発のおそれのある油脂火災に対応す
      るため、装甲化学車を蒲田消防署へ配置したとあるので、たぶん、これは、
      蒲田大隊に属する空港出張所配置と言うことだろうと思います。
      諸元としては、(車両番号はみえませんでした)
      装甲化学車 全長9450o、全幅2480o、全高3400o
      ポンプ:3段タービン タンク:水タンク1300L 泡タンク600L*2
      泡材混合方式:圧送自動比例配合 泡放射装置:3000型泡放水銃*2
      (5000型と交換可能)
      装甲構造 キャブ構造:2重鋼板・全面及び側面ガラススライド式保護板付
           自衛噴霧装置:12口
      
    遠隔操作装置 有線方式(100m範囲)車両前進、後退、停止、車速3km/h             消火ポンプ駆動中走行可 泡ノズル、放水砲の旋回等 バルブ開閉             エンジン回転数制御
           ホース自動延長装置により、90oホース20本延長可能  
           昭和48年には高圧噴霧化学車というのがあったらしいです。   
    
   IRT    装備が最大限に能力を発揮するといいですね。今後IRT用救助車
          の出動、HR等も考えられるのでしょうか。是非、出動してほしい
                   ものです。緑色のパスポートがでたわけですね。
          私の地元もIRT隊員に指定されていますが、まだ、実際の出動は
          ないようです。         


 http://www.sh.rim.or.jp/~takuto/

 投稿者:すいか 投稿日:01月28日(木)23時54分49秒

 こんにちは、すいかです。
化学機動中隊のP1にもマーク付いているんですね。知らなかった。(^-^;
ポンプ小隊(P1)と特殊化学小隊(CS)の2隊で化学機動中隊を編成するので
P1にもマーク付いているのでは?(推測)
他の化学機動中隊のポンプ車はどうなんでしょうね。(^-^)

コロンビアに派遣された援助隊ですが本隊だと思います。
要員に救助隊長やベテラン隊員が多くて階級が司令補以上の人が多いのかも(これも推測)(^-^;


 投稿者:tessy 投稿日:01月28日(木)23時01分38秒

みなさん初めまして。tessyと申します 
突然ですが、みなさん大変くわしいようなので1つ教えてほしい事があります。
私は交通誘導のガードマンの仕事をしております。(よく消防車や救急車が通る)
この前、三鷹化学機動中隊と三鷹P1が通過していったのですが、
三鷹p1の車体に化学機動中隊のシンボルマークがマーキングされていたのですが
なぜなんでしょうか? 化学機動中が隊配置されているところは
全部そうなんでしょうか? どなたか教えて下さい。


 http://www.fdma.go.jp/html/new/colombia.html

 投稿者:machi 投稿日:01月28日(木)05時57分51秒

IRTの派遣についてですが、今回は幹部クラスの派遣であり、人数的にも先見隊のようなものかと思います。今後、この方々の現地視察により必要な装備・人員が決定され
第2陣の派遣になるのではないでしょうか。


 投稿者:ebara71 投稿日:01月28日(木)02時50分27秒

>消防官希望 さん(続き)
 IRTの派遣について東京消防庁としては救助資材(ファイバースコープ?)を
持って8名が現地に行ったようです。本庁から成田空港までは第二本部HRに所属の
人員輸送車で向かったようです。(緊急走行で行ったかは不明)

>RES さん
 渋谷の現場についてですがまったくこちらには情報は入っておりません。
というわけで全くわからないです(^^;;。

>千葉市TAK さん
 装甲化学車の歴史についての書き込みありがとうございます。こうなってくると
次の車輌がどんな車輌になるのかがやはり楽しみです。空港用とはいえ23区内の
道路を走行する必要があるため今以上の大きさにはならないと思いますが、形は
どんなものになるのかも興味深いところです。いつになるかわからないですが
更新されたら分署まで行ってこの目で確認したいと思います。
 また「CBをつくったらどうか」ということについてですが、CBは既に
「 無人走行放水車搬送車」が使用しているのです。


○災害救急情報センター見学記
 私は今まで本庁に数度行ったのですが、PRセンターと売店以外の場所には
入ったことはありませんでした。今回最初に入ることができたのが災害救急情報
センター(以後「センター」)なのは自分でも驚いています。今回の見学の話を
つけていただいた職員さんには大変感謝しております。
 最初に説明していただいたのは受付指令台でした。受付指令台とは119を受付
して出場隊の所属する消防署所に肉声による指令を出すところです。センターの
職員さんが受付指令台の説明をしている最中にも隣の受付指令台には119通報が
ひっきりなしにかかってきており、通報聴取後迅速な指令を出している受付の人に
スゴイと思っております。ここで聞けた話は
「救急件数が増大しており予備救急隊を編成し対応している」
「ある陸橋から事故の通報があったが、似た名前の陸橋もあるのでどちらか
 判断できない場合がある」「移動電話からの通報が多く困っている」
「システムの負荷を押さえるため手書き入力装置(タブレット)は今は使っていない」
また、すでにコンピューターには向島MFのデータが登録されていました。
 次に説明してもらったのはペンダント通報の受信装置でした。先日から火災報知器
と連動した火災通報システムも導入されたということです。またFAX通報受信の
FAXもこのあたりにありました。
 次は災害救急管制台(無線)の説明でした。無線台には1台につき12個の
無線用スピーカーがあり常に緊急の呼出に備えていました。見学時は災害がなかった
ため1台の無線台で1〜7方面(23区内地区全部)のAB波を聴取可能の設定に
してあり、女性の無線担当者が席に着いていました。
 この後にはテレホンサービス用案内台,救急隊指導医席の説明、そしてヘリテレ
画像受信台,高所カメラの説明もしていただきました。
 最近は119の入電件数が多いためテレホンサービス用の人員から1人を重要な
通信用の席に移しているそうです。(つまりテレホンサービス対応は1人)見学時は
その1人もテレホンサービス用の台で転院搬送の病院連絡をしていました。
テレホンサービスに電話してもなかなか出ないのは仕方ないかもしれないです。
 緊張しながらの見学でしたか大変勉強になりました。


 投稿者:千葉市 TAK 投稿日:01月28日(木)01時25分35秒

装甲化学車についての話題

>ebara71様

      千葉市 TAK

  いつもお世話になっております。
いつも貴重なアドバイスをいただいてばかりですので、
たまには横レスさせて下さい。(笑)
  装甲化学車についてのお話なのですが、元々昭和30年代
までは装甲化学車というのは存在せず、それに近いものでは
空港航空災害用として昭和37年製作の日産ディーゼルシャーシー、
東急車両ぎ装の空港用化学車が存在していたくらいでした。
(仕様は運輸省航空局消防所で使用のクラッシュガード車と同仕様。
当時は羽田空港の所轄は羽田出張所でした。空港出張所ができたのは
昭和43年前後位でしょうか?)
昭和39年7月の史上名高い勝島宝組倉庫で消防職員19名の殉職者を
出した大爆発災害の後でも対策としてはやや鈍く、具体的な形になったのは牽引式泡放射砲(当時深川署に配備。本署だったのか豊洲出張所
だったのかちょっとあいまいです。)
と有線遠隔操縦機能を持った無人走行放水車
(空港や大きなターミナル駅でときたま見かける旅客の手荷物を
載せて機体や列車まで運ぶミニトロッコを5〜10台位数珠つなぎで
牽引する3輪トレーラーに良く似た形状の車両でした。
車両識別番号 2318−1〜3)くらいでした。
  ところが昭和44、5年位でしたでしょうか。大阪市の天満
(だったと思います。)で都市ガスの大爆発事故で確か100名を越える
方々が亡くなったことがありましたが、大阪市消防局がこれの直接対策と
して昭和45年に従来からあった重化学車をベースに耐爆機能を持った
耐爆型化学車を4.5mmの高張力鋼の装甲板を貼って試作し、
これが装甲化学車の嚆矢となりました。戦車というよりは積み木細工を
重ねあわせた建設工事用の重機のような印象の車両でした。
そしてそれを範に翌年46年に川崎市消防局が装甲化学のプロトタイプに
なった完成された耐爆装甲化学車
(前2軸。後1軸。ホイールベース5.1m。全長9.8m。A1ポンプ搭載。
4.5mmの高張力鋼板。内板1mm。間に50mmの断熱材を挟んで
いました。すべての窓にはスリット入り鋼板覆い付。
防楯付のターレットノズルに3000型泡放射砲と5000型放水砲を
油圧で切替えて使用できました。最初の大阪のものは隊員が
外に出て手でノズルの付け替えをしていました。運転席の屋根に
ドライケミカル放射装置を備えた複合型のものが多かったようです。
とにかく形状は無骨そのもの。)を製作しました。
そして市原市を初め全国の化学コンビナートや石油精製施設を抱えた
自治体消防が競うように装甲化学を導入し始めました。私めも市原のは
川崎のと全く同型でしたので当時飽きることなく毎週のように眺めに
行っておりました。千葉消防でもいずゞシャーシーの改良型のものを
昭和48年に購入しました。(いすゞSPG650改)
そしてご存知のように昭和49年に空港出張所(当時)に東消庁では
初めてのCA(車両識別番号C4989)(いすゞSPM550改)が
配備されました。これはさすがに東消庁だけあって、
川崎型とは全然違ったなかなかスマートなもので、
ずいぶん人気のある車両でしたので雑誌や絵本などによく紹介されて
いましたね。
ただし、装甲は川崎型と比べて多少薄くて外板2.3mm、内板1mmの
二重構造で、間に50mmの断熱材は挟んでいませんでした。
  その東消庁の後継車両が現在装甲化学と厳密に呼べるかが今、論点になっているわけでその兆候はすでに導入当初からあったわけです。
その傾向からすると今後の更新車両も装甲が厚くなることはないと
思われます。装甲化学と呼ぶのに差し支えがあるのなら、また、最初の
大阪試作型にちなんで東消型耐爆型化学車とでも呼べばいいのでは
ないでしょうか?"burst"の"B"でもとって”CB”とでも新しく区分を
作ってはいかがでしょうか?


 投稿者:ROPPY 投稿日:01月27日(水)14時45分59秒

<江戸川区の中学校で異臭事件、21名が病院に(速報)>
  27日の午後12時27分ころ、江戸川区篠崎町5丁目の篠崎中学校で
「呼吸が苦しい」者多数という通報があった。
   東京消防庁では、「救急特別第一出場」(救急車を一挙に10台を現
場に応援)で対応。教師1名を含む21名が病院へ搬送された。いずれ
も、現時点では、命に別状はない模様。
   運ばれた生徒たちは、いずれも「胸が苦しい」「頭痛がする」と訴えて
おり、また病院のほうでも、「酸欠」「ガス中毒」という判断をしていること
から、何らかのガスが撒かれたのではないかと見て、調査を続けている。


 投稿者:RES 投稿日:01月27日(水)06時20分24秒

久しぶりです!
おとといの夕方、渋谷駅の前にポンプとバンと救急車が止まってて、消防士が
駆け回ってたけど何だったんでしょうか?? 知ってる方いますか?

>りりすさん
「ファイヤーファイターズ」では、アメリカの消防グッズやオリジナルグッズ
を売ってます。原宿・渋谷・池袋の店員の人、ほとんど知ってて仲いいです!
私は「Fire&Emergency Services」っていう事業をやってるんですけど、
アメリカの消防服やヘルメット、シカゴ消防局グッズならファイターズより
1〜3万ぐらいは安く、また種類も豊富に扱っています。
通販でしか売ってませんけど、良かったらMail下さい!!
カタログとかお送りします。今HPも作ってます! どーも広告でした・・


 投稿者:ebara71 投稿日:01月27日(水)03時09分34秒

>はるの さん
 書き込みありがとうございますね。大きな組織になると職務に対して積極的な
人と、消極的な人の差が大きくなるものです。はるの さんは率先して救護活動に
あたる立派な警察官になってください。

>消防官希望 さん
 本庁の地下1階には「車輌管理室」という部屋もありました。ここで車輌を
管理しているのだと思います。「昭和49年の蒲田CA」についてなのですが、
蒲田署にCAがあったのでしょうか。書籍に出ている写真の説明だと出張所名を
省いて書いてあることがよくあるのです。もしかしてナンバー1625ですか?
 今の空港Cも将来は更新になりますが、次はCAになるのかのままなのか
ちょっと気になるところです。

>皆さんへ
 月曜に本庁の災害救急情報センター(総合指令室:警防本部)の見学に行って
きました。職員さんに各セクションの台や役割、ディスプレイに写るデータなどの
解説をしていただき大変勉強になりました。レポートは後ほど書きます。

注意:今回は他消防本部の職員が見学に行きたいと言うことで関係者に話を
   つけてもらい、その一行に私もついていったのです。一般人が直接
   行っても見学はさせてくれません。ご了承ください。


 投稿者:消防官希望(テスト中) 投稿日:01月26日(火)19時09分20秒

ebaraさん>そうですか。地下にいるんですか。納得です。
      YTのヘリパラボラとか、いろいろには驚きました。(驚)
      Cについて昔、質問した気がします。(^^;;そうなんですか。ということは
      そのCAになれない要素は2重鋼板、ガラス保護板、自衛噴霧装置とかいろい
      ろになるんでしょうね。車両をラジコン操作できるみたいですね。(驚)
      車両の横の「東京消防庁」の文字が白色じゃない時代の空港Cの写真を見ました。
      昭和49年には蒲田CAがあったようです。

      今日の文化財防火デーで私の地元にもついに、東消型新型防火衣が配備されてる
      事を確認しました。他、ホースに20p間隔ぐらいで5oの穴があいている
      噴水のように水が出るホースなどもありました。 
  
      今日JF−IRT出動しましたね。


 投稿者:はるの 投稿日:01月22日(金)23時45分28秒

はじめまして、はるのといいます。
私は将来、警察官になることを志望しています。
今日、ROPPYさんの書き込みを見て、かなりのショックを受けました。
現実に警察官が、そんな態度で現場にいるのかと思うと残念です。
ROPPYさんのような一般の方が、どうにかして負傷者の救出、救護を
しようかとしている時に、その場にいる警察官が手をかさずにいるなんて。
これが警察の実態かと思うと怒りも覚えます。
すべての警察官がそうではないと思いますが、
警察官としてだけではなく、人としてその状況下で
第一にやるべき事を全うしていく必要があると思います。

生意気なことを書き綴りましたが、警察を志望している者として、
見逃させずにはいられなかったので書き込みをさせて頂きました。


 投稿者:りりす 投稿日:01月22日(金)05時45分46秒

 >ebara71 さん 
情報ありがとうございます。さっそく見てみてみます。


 http://www.globe.or.jp/fire/

 投稿者:ebara71 投稿日:01月22日(金)02時42分18秒

>りりす さん
 リンク先のwebをご覧ください。店舗は原宿のようなのでりりすさんの
探しているお店だと思います。


 投稿者:りりす 投稿日:01月22日(金)01時46分12秒

 最近ですが、原宿に消防グッズ(米国の消防服とか)の店があるみたいですが
詳しいこと知っている方いらっしゃいましたら教えてください。
どんなもの売っていますか? 


 投稿者:ebara71 投稿日:01月22日(金)01時00分16秒

>豊平1 さん
 再び書き込みありがとうございます。
ヘルメットの入手方法ですか。うーん、知らないです。似たようなものなら
防災用品販売店で売っているかもしれませんがね。

>楠山 さんへ
 鳥取県西部広域のテレホンサービスについてのメール受け取りました。
報告ありがとうございました。追加しておきました。


 http://apollo.m.ehime-u.ac.jp/GHDNet/98/gc05post.html

 投稿者:ebara71 投稿日:01月21日(木)02時20分26秒

>皆さんへ
 最近深夜は眠くて掲示板の返答の頻度が落ちています。ご容赦ください。

>消防官希望さん
 おやっ私が写り混んでいましたか(^^;;。来年の出初式で私を探すヒントにでも
してください。参考ですが1998年のNHKでの出初式生中継の際に同じ格好で
結構(?)大きく見切れております。もし昨年の出初式のビデオが残っている方が
いましたら確認してみてください。(格好については10日前の書き込み参照)
 本題のYT(本部指令)が普段いる場所ですが、本庁地下の車庫のようです。
他の本部各課のYO,YFも同じ場所にいるようです。今度本庁売店に行ったら
帰り際に”エレベーターの1階とB1階を間違えた”という理由で地下1階まで
降りてみてはどうでしょうか。もしかしたらエレベーターを降りたところから
車輌が並んでいるのを見られるかもしれません。なお、本庁地下についての記載は
1998年01月16日の「10-2 Wadaさん」の書き込みを参考にいたしました。
 以前、希望さんは「東消の車輌記号のCPの違い」について興味を持って
いましたよね(記憶あやふや(^^;;)。先日、東消に詳しい友人に聞いてみたところ、
今まで私がCAだと思っていた「空港C(出初式で泡放射した車輌)」が実は
CAではないらしいのです。昭和63年からいるアノ車輌はCAとなれる要素(?)が
足りないためであるとのことです。というわけで現在、東消にはが
1台いるとのことです。

>鳶助 さん
 質問についての返答ありがとうございます。書き込みにあるコーナーわ改めて
見てみました。やはり上水道ではない水利ですとゴミ類を吸い込んでしまう場合も
少なからずあるのですね。

>2小隊機関  さん
 とうとう2100件をも越えてしまいましたか。インフルエンザによる風邪で
通報も多いようですね。これで雪でも降ったら想像を超える救急件数になりそうで
ちょっと怖いです。

>はたぽん さん
 今年もよろしくお願いしますね。また、2件の書き込みに対する返答ありがとう
ございます。はたぽんさんはRの研修をうけたようですが、北九州市F.Dさんの
質問にある「体力的」にはどうなのでしょうか。高卒でRになるろうとすると
20歳前後、大卒ですと25歳前後に最初のチャンスが出てくると思います。
この5歳の差は体力的にはどの程度の差があるのでしょうか。体力的には
年齢の差より、日頃の体力錬成の差が大きく出てくるのでしょうか。

>ROPPYさん
 NHK特番の反響があったようですね。反響ついでに番組で使ったHTMLを
一般公開にはしてみませんか?完成までは一般非公開でいくのでしょうか?
 16日の現場はまたしても生々しい現場だったようですね。現場の詳しい
状況リポートを読み、現場の様子がよくわかりました。最先着であり、負傷者を
救出救護すべく行動をとったものの結果的には一般人には手が出せる状況では
なかったのは残念なことでした。masaさん,本郷特化さん,消防官希望さん,
副隊長さん,達には貴重な意見の書き込みをいただきましたが、もっと多くの人に
ROPPYさんの書き込みを見ていただきたいと思います。今回のような事
(救命講習は効果的なものかについて)はメーリングリスト(ML)で意見を求めるのが
よいと考えます。以前にも紹介しましたが私の加入しているFDP&EMLという
MLがうってつけなのです。MLに投稿することは私にもできるのですが、是非とも
ROPPYさんにはこちらのMLの方にも加入していただきたいと思います。
副隊長さんの発言にある「新聞への投書」も効果が高い方法ではありますが、
MLを使う方が今回の事例に興味があると思われる人に確実に見ていただけますし
返答も早いと思うのです。(MLについては、この書き込みのリンク先参照)


 投稿者:副隊長 投稿日:01月20日(水)14時30分11秒

忘れたころに参上する副隊長です.
ROPPYさん>見ました.私も以前に似たようなことに遭遇したことがあります.

夜,自動車で帰宅途中に赤色灯を点灯したPCが対向してきて路地を曲がった
ところで停車したので,注視しながら進行すると,そこに背広姿の男性が横た
わっていました.ただ事ではないと察知しただちに引き返してPMに尋ねた所,
路上に倒れている人がいるとの110番通報があったとの事.救護関係のボラ
ンティアをやっている関係,一通りの資材を積載していたので,準備をし声を
かけたがレベル200の泥酔状態でした.直ちに救急要請をPM に依頼し,観
察を続け,PMに協力し身元の確認作業等を行い,救急隊に引き継ぎました.
この間,PCやPBからの応援が加わり,総勢8名ほどのPMが現場に居たのです
が,やったことといえば患者に氏名を尋ねたが返答が無かったのであきらめた
程度です.

引き継ぎ後,警部補に『居合わせてくれて助かった.我々だけではこのような
場合,どう処置を施したらいいかの判断がつかないもんで』といわれたので
「警察学校で救急法は習ったでしょう」と尋ねると『もう忘れてしまったよ』
と言われてしまいました.
警察は,事件性があるか無いかだけに興味を持ち.その他のことは判断の基準
にしない組織のようです.

バイスタンダーの重要性が言われるようになって久しいですが,我々からも強
く警察に働きかけていく必要もあるのではないでしょうか.(たぶん新聞の投
書欄に事例が載るのが一番効果があるかな?)


 投稿者:消防官希望 投稿日:01月19日(火)01時43分42秒

ROPYYさん>書き込みについてですが、依然遭遇した事故現場やテレビなどの、
事故現場の状況等を見て、同じ事を思っていました。救急、救助隊が救出活動を行い、
傷者を励まし続けている時や、救急隊員が、どこが痛い?と傷者を救護している最中、
同時に、苦しんでる傷者に免許証は?あなた飲んでるでしょ?と救急隊員の救護に水を指す
ように平気で傷者に聞いている警察官に、いきどおりを感じずにはいられません。

事故現場などで、救急隊より警察が先着することはいくらでもあるはず。一般の人が、
第一次救命措置、看護を行おうと言う意識が高まる中、本来なら警察官は市民の模範と
なり積極的に行動するのが、普通ではないかと思います。いろいろ理由があるのかは
分かりませんが(2時災害の防止など)私が、その立場だったら、交通規制より、何にも
変えられない人命救助を最優先にしますが。方法が分からなくてもせめて、「声がけ」
くらいはしてほしかった。

結果、自分ができることはないかと、
日赤の講習を4日間に渡り、受けたわけですが、ヘルメットのはずし方、うつぶせの傷病者
を仰向けにする方法等は学びましたが、脱出不能のことまでは分かりませんでした。
ただ、聞いた話では、脱出不能のまま、車外から手が胸に届けば心マだけでもやって
結果助かったという話があるらしいです。(救急医などではないので詳しくは分かりません
が)これからの救急講習会には交通事故に備えた内容も必要だと思います。もしろ、急病より
事故でこういう事態に遭遇する可能性の方が高いかもしれません。

長くなりましたが、まとめ・「たすけたい!」という気持を一人一人持つことが、一番重要で
すよね。


 http://plaza16.mbn.or.jp/~knytk/

 投稿者:yutaka 投稿日:01月18日(月)09時35分57秒

ebara71さん、鳶助さん、はたぽんさん、
防火水槽の開け方では、わざわざありがとうございますm(__)m
やっぱり大変なんですね。怪我などなさらないように気をつけてくださいね。
私は会社の自衛消防隊に属してたことがあり、消防審査会にも度々出場してます。


 投稿者:本郷特化 投稿日:01月17日(日)22時31分49秒

ROPPYさん>書き込みを見ました。交通事故現状での心肺蘇生についてですが、確かに今の
心肺蘇生の講習会は要救護者が脱出不能では想定していませんね。私は心肺蘇生について
講習を受けたのは教習所ぐらいしか有りませんので余り偉そうなことは言えませんが、現場
の警察官が何もせずにいるのは頂けないと私も思います。警察は交通規制だけしていれば
良いのか目の前に脱出不能の人間がいてそこに、何とかしようとしている人がいるのに・・・
なんだか警察も所詮は御役所仕事なのかと思うとなんだかやるせない気持ちになります。


 http://www.cc.rim.or.jp/~pzmasa/

 投稿者:masa 投稿日:01月17日(日)14時10分34秒

>ROPPYさん こんにちわ
今回のケースに参考になるかわかりませんが
「アトラス応急処置マニュアル」南江堂 発行 ISBN4-524-21594-8
この本はイギリスで発行されている物で、日本のそれよりより詳しく書かれています。
こういう本はやはり海外の方が実戦的です

>果たして、現在の救命講習って、効果的なものなのでしょうか? 
個人的意見ですが、循環器系などの内臓疾患においては十分効果有ると思いますが
交通事故などの多発外傷においては考慮されてはいません。
そういう意味からすれば先の本は役に立つと思います。


戻る