消防救急無線のデジタル化整備最終更新2009/07/17

 このページについては下記のページ及び関連文書等を参考にしています。
総務省
総務省消防庁
東京都
東京消防庁
三才ブックスラジオライフ

●概要
 平成8年に電波の有効活用のため消防・救急無線のデジタル ナロー化の協力が要請され、平成9年頃にデジタル方式の 選定についての検討が開始された。
 消防庁では検討委員会を開き、試作機の作成とフィールド 実験を行った。平成14年には260MHz帯の使用と 通信方式が決定し無線機器の共通仕様がまとまった。

 現行の150MHz帯アナログの消防波は 平成28年5月までの期限となった。 その期限までに260MHz帯に移行する予定である。

●補足
 消防車両に積載されるデジタル無線装置の主な機能として「指令文字情報」「地図画面上への水利情報」 「他隊情報等の表示及び救急隊との通信」「電話発信機能」がある。(2007/06追記)

 消防車両に積載されるデジタル無線装置のアンテナ画像はこちら(2007/12追記)


●デジタル化の経過(東京消防庁の場合)
年度
(平成)
救急無線消防無線
(方面Ach・Bch)
受令波
東京都共通波
全国共通波
補足
16年度   設備製造契約・製造開始
17年度特別区内
使用開始
  使用開始は18年3月
18年度多摩地域
使用開始
  使用開始は19年4月1日
19年度 1.2.6.7方面
使用開始
 使用開始は20年2〜3月
20年度 3.4.5.10方面
使用開始
 使用開始は21年2〜3月
21年度 1〜7.10方面 7月から「方面リンク」方式に加え「事案リンク」方式も試験運用開始
21年度 8.9方面
使用開始
 (予定)
21年度  SCPC方式電波伝搬調査基地局設置場所を選定(推測)
   
 
  
   
 
  
   
 
  

補足
1.2.6.7方面−千代田・中央・港・品川・大田・足立・荒川・台東・葛飾・墨田・江東・江戸川の各区
3.4.5.10方面−目黒・渋谷・世田谷・新宿・杉並・中野・北・豊島・文京・練馬・板橋の各区
多摩地域−島嶼と稲城市を除く多摩受託地域

同一の日に全ての隊が切り替えるのではなく、デジタル無線運用開始可能日以降、切り替え期限日までに切り替えているようです。 2〜3月はアナログの隊とデジタル無線の隊とは混在しています。

●使用できなくなる無線波一覧
平成28年5月で使用期限となる150MHz帯で使用される東京消防庁で呼称されている無線波名は以下の通り
東京消防庁用
・第1方面A波
・第1方面B波
・第2方面A波
・第2方面B波
・第3方面A波
・第3方面B波
・第4方面A波
・第4方面B波
・第5方面A波
・第6方面A波
・第6方面B波
・第7方面A波
・第7方面B波
・第8方面A波
・第8方面B波
・第9方面A波
・第9方面B波
・第10方面A波
・東京消防庁共通波
・データ波
・携帯A波
・携帯B波
・受令波

共通波
・東京都共通波
・全国共通波1
・全国共通波2
・全国共通波3

その他
・消防団波


なお上記は正式なものではありません

●デジタル無線仕様
項目規格
周波数送信:262〜266MHz
受信:271〜275MHz
直接通信用周波数単信:262.0375〜262.4375MHz
周波数間隔25kHz
変調方式π/4シフトQPSK方式
通信制御方式TDMA方式
伝送速度32kbps(4ch)/8kbps(1ch)
音声コーデックAMBE+
送信出力5W
  

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