第二方面消防救助機動部隊最終更新2002/04/19
あいさつ    消防総監小宮多喜次(当時)

 東京消防庁は、震災対策の推進を重点施策の第一に揚げ、震災消防活動体制など 総合的な震災対策の着実な推進を図ってまいりました。このたび創設した 消防救助機動部隊は、阪神・淡路大震災を教訓として、通常の消防力では対応が 困難な救助事象に対処するため、特殊な技術、能力を有する隊員や装備で編成し、 多数の人命を早期に救出することを目的としたスペシャリスト部隊であります。
 私は、震災直後の被災地をつぶさに見て、震災時における救助活動などを 効果的に展開するためには、高い機動性を有し、かつ、大型重機を備えた救助部隊が 不可欠であるとの認識に立ち、強い決意を持って部隊創設に取り組んでまいりました。
 まさに、この部隊は、今までにない特殊な技術、能力を備えた部隊であり、 震災時はもとより、平常時の大規模特異災害等においても大いなる活躍が期待され、 都民の負託に応えるものと確信するものであります。  最後に、消防救助機動部隊創設にあたり、関係各位の深いご理解とご協力に対し、 厚く御礼申し上げます。

消防救助機動部隊パンフレットより)


消防救助機動部隊の隊員  消防救助機動部隊の隊員の皆さんです。

〔1997年第三方面訓練場〕


消防救助機動部隊の車庫1  第二方面訓練場にある第二方面消防救助機動部隊の車庫の写真1です。
左から、特殊救急車,重機搬送車1,重機搬送車2,クレーン車,10トン水槽車です。

〔1997年第二方面訓練場〕


消防救助機動部隊の車庫2 第二方面訓練場にある第二方面消防救助機動部隊の車庫の写真2です。
左から、屈折放水塔車,大型化学車,大型救助車,普通救助車,遠距離大量送水装置隊(2台)です。

〔1997年第二方面訓練場〕


消防救助機動部隊の車両と詰め所 第二方面訓練場にある第二方面消防救助機動部隊の車両の写真3です。
左から、資材輸送車,特殊化学車,排煙高発泡車,指揮監察車です。この4台は車庫に入りきらなかったので、 外にいました。
後ろの建物が消防救助機動部隊の隊員の詰め所です。

〔1997年第二方面訓練場〕

この他に2000年12月にポンプ車2台と救急車が配置されました。

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