東京消防庁は、震災対策の推進を重点施策の第一に揚げ、震災消防活動体制など
総合的な震災対策の着実な推進を図ってまいりました。このたび創設した
消防救助機動部隊は、阪神・淡路大震災を教訓として、通常の消防力では対応が
困難な救助事象に対処するため、特殊な技術、能力を有する隊員や装備で編成し、
多数の人命を早期に救出することを目的としたスペシャリスト部隊であります。 (消防救助機動部隊パンフレットより)
私は、震災直後の被災地をつぶさに見て、震災時における救助活動などを
効果的に展開するためには、高い機動性を有し、かつ、大型重機を備えた救助部隊が
不可欠であるとの認識に立ち、強い決意を持って部隊創設に取り組んでまいりました。
まさに、この部隊は、今までにない特殊な技術、能力を備えた部隊であり、
震災時はもとより、平常時の大規模特異災害等においても大いなる活躍が期待され、
都民の負託に応えるものと確信するものであります。
最後に、消防救助機動部隊創設にあたり、関係各位の深いご理解とご協力に対し、
厚く御礼申し上げます。
〔1997年第三方面訓練場〕
〔1997年第二方面訓練場〕
〔1997年第二方面訓練場〕
〔1997年第二方面訓練場〕
この他に2000年12月にポンプ車2台と救急車が配置されました。